別の意味でいろいろ話題を振りまいている(^_^;)お笑いiMacをちょっと置いておくと,今回のエキスポの注目点は,PCを出し抜いたゲフォース3,そして,完成間近のマックOS Xだ。
マックワールドエキスポ東京のスティーブ・ジョブズの基調講演。まずマックOS Xの紹介から。ドックの説明からドック内で再生されるクイックタイムの実演,そして,フォントパネルの変更から日本語への強さもアピールされた。そして,パワーブックG4と新しいiMacの紹介が続いた。
さっそくふらふらといろいろなブースをみてまわったが,各所で映し出されているゲフォース3の実力は目を見張る。あまり3Dゲームの映像をみる機会がないので比較できないが,スムーズさと反応の早さは心地よい。シネマディスプレイの大画面でもジャギーなどの乱れは徹底してない。そして,マックOS X。改良点はいくつもあるが,ほんと,明日からでも使いたいぐらいだ。まず体感できるくらい,細かい動作での速度が上がっている(と思う)。英語入力とことえり入力の切り替え時や,IEなどでメニューが消えるときのもたつきなど,改善されたようだ。最新G4ならいいかもしれないが,G3ではこういう一般的な速度の向上はウレシイ。各ウインドウに配置された,ツールバーを表すボタンは初心者にわかりやすい,そしてツールカスタマイズ機能は慣れたユーザーに効果的だろう。ドック内のフォルダからぴょんと伸びて,階層を辿っていけるポップアップは,いろいろと使い方を考えてしまった,うんうん,役立ちそう。アイコンは,どれもかなり華やかになって,うるさいぐらい(^_^;)。
ヒューレッド・パッカード社がプリンタドライバのOS X版を参考出展。シマンテック社は,アンチビールスなどのOS X版を展示(触らせてくれなかったけど),ノートン・ユーティリティーも開発が進んでいると云う。その他,3D系のソフトはOS X上でのデモの展示が多かった。数少なくなってしまったアップグレードカードメーカーであるソネット・テクノロジーズ社も,発売しているカードをOS X対応にすると息巻いていた。パワーロジック社についてはMac Fan netの記事を。思っていたよりもOS Xアプリの開発・対応は進んでいるのだなと肌で実感できた感じがした。そう,もう,ちょうど,1カ月しかないんだからね。
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